(幹事社)
はい。ありがとうございます。
ただいまの知事の御回答を、それからそれ以外のリニアの件も含めまして、御質問のある方はここでお願いできればと思いますが、いかがでしょうか。リニア関連も含めて大丈夫ですかね。はい。
そうしましたら、その他の質問のある社はお願いいたします。
(記者)
時事通信です。よろしくお願いします。先週の14日の衆議院の予算委員会で村上総務大臣が、人口半減の推計を踏まえた全国の自治体は300から400市で済み、極端なこと言えば県庁もいらないという発言をしたわけなんですけれども、人口の減少を踏まえた、問題提起ということなんですが、知事御自身はこういう考え方についてどういうふうに受け止めてらっしゃいますでしょうか。
(知事)
はい。基本的に私いつも申し上げてるのは、明治以来ですね、この基本的な日本の統治の仕組みってのは変わってないわけでありまして、これだけ時代も大きく変わった中で、それを見直す必要があるという点ではですね、そういう問題提起をされたということは、意義深いことだと思いますが、残念ながら村上大臣と私では、考え方が異なりますので、いろいろこれからのですね、日本のあり方を含めて、議論をしていくきっかけになるには、良かったんではないかなと、そんなふうに思います。
(記者)
考え方が違うという点というのは、例えばどういうところが違うってことでしょうか。
(知事)
私、基本的には道州制を想定しているわけでございますけれども、そのためには基礎自治体が一定の規模で、もちろんそこは再編をして自立をしていくということですね。そうした中で、できるだけ国の権限を道州に移していって、それぞれの地域がですね、頑張る仕組みを作っていくということがいいんではないかと。これはずっと以前より主張してきているところでございます。はい。
(記者)
NHKです。よろしくお願いします。今週の17日に富士宮市で発生した、道路の陥没についてなんですけれども、県で調査をやられたと思いますがどういう原因だったのか教えていただきたいです。
(知事)
はい。これは原因は、あれ、老朽化による管路の。原因については担当の方から。
(道路保全課長)
御質問がありました、原因ですけども、道路の横断排水管の老朽化による接続部の漏水ということで確認しております。以上です。
(記者)
今後の対応もあわせて教えてください。
(知事)
じゃあ、お願いします。
(道路保全課長)
今後ですね、今回の事象を受けまして、道路や下水道などの関係部局で構成する横断的な連絡会議を年度内に、庁内で開催いたします。また、路面下の空洞調査などの必要な調査を緊急的に実施していく予定であります。以上でございます。
(記者)
わかりました。これを受けて知事に伺いたいんですけれども、陥没、全国でも発生してまして、特にあの埼玉県の件があって県民の皆さんも心配してるところ、あると思います。
今、横断的な連絡会議もやられるということですけれども、県として今後どのように対応していくかお願いします。
(知事)
道路パトロールというものは、県としてやってきたわけですけども、それではですね、なかなか全てをしっかりと把握することが、十分できてないということが今回、判明をいたしましたので、それでこれからですね、道路関係のですね、土木関係の部署とか、あるいは上下水とかですね、関係部署が一緒になってですね、今後こうした事象が発生をしないようにですね、どうした、どういうふうに対応していったらいいかということですね、横断的に調整する連絡会議をですね、早急に構成して、その対応策を考えていきたいというふうに思っております。
(記者)
道路陥没、配管の老朽化ですとか下水道の老朽化とか様々な原因ありまして、実際にその県民の皆さんがそういうものを見つけたときに、どういう心構えでいればいいのか、その辺りはどういうふうに、メッセージはありますでしょうか。
(知事)
それはもうこの道路の問題に限らずですね、老朽化インフラの問題ってのはいろんなとこでこれから発生してきますので、そうしたものを発見した場合にはですね、すぐ市町でありますとか、県でありますとか、そうしたところに御連絡をいただければというふうに思います。市長時代にもですね、市民の皆様の、インフラのいろんなその問題を見つけたときの、いわゆる、なんていいますかね、連絡のシステムを、スマホを使ってですね、市の方に至急連絡をするということで迅速に対応する、そういう取り組みをしましたけれども、そうしたことがこれから全県的に必要になってくるんではないかなというふうに思います。
(記者)
ありがとうございました。 |